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大豆製品は 救世主になるのか?? (2014-12-16)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
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大豆製品は 救世主になるのか??
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2014/12/16
腸内環境を整えるため さまざまな栄養を取るといいという話はよく聞きますが、今日は 大豆製品が 筋肉を増やすかも?というおはなし。
アメリカのテキサス大学医学部による「大豆食品の摂取による筋肉増強」という内容のニュースをお伝えしましたが、日本からは大豆イソフラボンの効果を最大限に発揮する食品成分「エクオール」を生み出す力に関する最新の研究結果が発表されています。
このエクオールとは、女性ホルモンとして知られるエストロゲンの働きを補って大豆イソフラボンの効果を最大限に発揮する食品成分で、大塚製薬株式会社と東北大学による調査によって、エクオールを体内でより多くつくりだせる人ほど「要介護・死亡リスクが低いこと」が判明したそうです。もともとエクオールの産生能に関しては、大豆の摂取頻度が関係しているところまではわかっていたそうですが、今回の研究ではエクオール自体が大豆イソフラボンに含まれる成分の一つ「ダイゼイン」と乳酸菌によって産生されるものの、その乳酸菌は腸内環境が整っていないと存在しないという新たな事実も解明されました。
「『エクオール』産生能力の実態調査」によると、エクオールをつくりだすことができない高齢女性は、加齢とともに発生する更年期障害や骨粗しょう症をはじめ、メタボリック・シンドロームなどの症状の悪化が示唆されています。大豆食品を摂取する前に、まずは健康寿命を握る腸内環境を整えるところから始めるべきかもしれませんね。
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