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福岡県では高齢ドライバーの加害死亡事故の割合が全体の25%に! (2015-11-09)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
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福岡県では高齢ドライバーの加害死亡事故の割合が全体の25%に!
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2015/11/09
交通死亡事故が減少傾向にある中、福岡県内では65歳以上の高齢ドライバーが加害者となる死亡事故の割合が全体の4分の1を占め、過去10年において最悪レベルで推移しているそうです。
県警交通企画課によると、2005年に232件に上っていた県内の交通死亡事故は年々減少し、昨年は132件。しかし、高齢ドライバーによる死亡事故は両年ともに同数の31件で、全体に占める割合は13.4%から23.5%に増えています。今年は死亡事故112件のうち、高齢ドライバーが加害者の事故が29件で全体の25.9%に達しています。
今月2日には、みやま市瀬高町で、ミニバイクの高校生が車にはねられて意識不明の重体となるひき逃げ事件が発生。逮捕された同市の93歳の女性は「人に当たったかどうかはよく分からない」と話しているそうです。
県警によると、老化によって視力や体力が低下し、安全確認の不徹底や運転ミスを招きやすくなり、とっさの判断にも遅れが生じる恐れがあるといいます。対策会議で県警の担当者は「高齢者自身への注意喚起はもちろん、県民全体が高齢者を守るという意識を共有した上で安全運転を徹底してほしい」と訴えています。
交通事故件数の減少には、高齢者ドライバーにどう対処していくかが大きな課題となっているようです。また、家族や周りの方々が高齢者の変化に気づくことも重要になってきます。本人のみの問題とせず、地域みんなで高齢者を見守るようにしていきましょう。
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