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運動不足や認知症の予防にも効果的? 昔ながらの「踏み台昇降」に注目!
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2014/03/31
健康で丈夫な身体づくりは、介護予防への第一歩。簡単なトレーニングや散歩などを日課にしている高齢者の方もいらっしゃることでしょう。最近では、特別な器具を必要とせず、天気に左右されない運動の一つとして、昔ながらの「踏み台昇降」が見直されつつあります。
「踏み台昇降」は高さ10センチから30センチ程度の台を置き、両足で昇り降りを繰り返すというもの。狭いスペースでもできる有酸素運動であり、体脂肪率の減少にも効果的だといわれています。ウォーキングやジョギングに近い運動量でありながら、身体にかかる負荷が高すぎないため、身体機能が低下した高齢者にもうってつけのトレーニングです。また、足腰も同時に鍛えられるため、転倒防止の面からも注目が集まっています。
この運動に使用する踏み台は、最低でも幅が30センチ、高さは最低でも10センチは必要です。分厚い本などを重ねて代用すると足が滑ってしまうため、できれば専用の器具を購入した方が安全でしょう。スポーツ用品店やホームセンターなどで自分に合ったものを選んでください。一度のトレーニングは「1分間に60回から80回の昇り降りが目安」といわれていますが、あくまでも高齢者の場合は、できる範囲で行うといいでしょう。
天気に左右されず、自分のペースでゆっくりできる「踏み台昇降」は、一定のペースで身体を動かす有酸素運動。メタボリック・シンドロームのみならず、脳の活性化にもつながるため、うつ病の改善や認知症の予防にも役立つと考えられています。医療施設や介護施設でも取り入れられている「踏み台昇降」。運動不足が心配な方は、ぜひ試してみてください。
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